dropout!

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逃げ出したっていいじゃない

Alexey Ruban

遅ればせながらPeakDesignのCaptureを購入したらカメラライフに革命が起きた

に公開して、2019/12/09に加筆修正したCamera, Itemの記事

こんにちは。
シイノキ(@info_misatopic)です。

半年ほど前、目が覚めたらピキーンという鋭い痛みが走って首がまったく動かなくなりまして
起きることも出来ず、右手で頭を支えつつ、左手で身体を動かしてようやく起き上がることが出来たものの、歩く時の衝撃で首肩が痛くてどうにもならない。
一歩歩くたびに、「おわぁ!」、「ぐぎぎ!!」、「うぬぁ!!!」と、さながらゾンビの出来損ない。

某所の整体で
「一番ひどいのは顔周り!(の筋肉)」
と言われ、「なにそれひどい悪口!!」と思いながら身体を整えてもらいました。
往復3時間、リュックに13インチのMBPと首から下げたフルサイズ一眼。
27インチの大型ディスプレイを視線移動しつづけるデスクワークのせいだろうという診断を受けました。
不自由ない生活に復帰するまで一週間近くかかりました。。。

出来れば何も持ちたくないズボラなのでPeak Design(ピークデザイン)のCapture(キャプチャ)を購入してみた

毎日写真を撮るんだ!と張り切って始めた365PHOTO
実は更新が止まっています。10月に入ったあたりから、再び首に違和感が出始め、このままだとまたあの痛みに襲われる!という恐怖からカメラを持ち歩けなくなっていたのです。
一時期カメラをリュックの中に入れてもみたんですが、撮ろうかなと思った時にカメラが手元にないと、やはり撮らないですね。

そこで検討したのが、Peak Design(ピークデザイン)のCapture(キャプチャ)です。
リュックの肩ベルト、腰のベルトに装着するホルスターのようなもので、カメラの携帯性と機動力に革命が起こる!という評判の商品でした。
ちょっと高いので、ずっと躊躇してたんですよね。

Peak Design(ピークデザイン)のCapture(キャプチャ)が革命的すぎた

100万通りの組み合わせが可能!インカに伝わる伝統の生地で作るオーダーメイドカメラストラップを買ってみた

これまで使用していたのは、Delinka(デリンカ)製のオーダーメイドストラップ
デザインもとても気に入っていたんですが、いくらコンパクトなα7II+TAMRON 28-75mmとは言え、やはり首への負担は結構なもの。
あと、首から下げながら歩いた時に、お腹にポンポンあたるのも嫌でした。
抱っこをせがむ次女を迎えようとすると、カメラがオデコにごちーん!!することも多々あり。
Capture(キャプチャ)で、これらも解決出来るんじゃないかと期待大。

今回、Capture(右)と一緒にProPad(左)も購入しました。
ProPadはベルトに通して、カメラを腰に装着出来るようにするアイテムですね。

箱もマグネットで閉じられていたり、価格に見合った開梱体験。

右真ん中がCapture本体。
右下のプレートを、六角ネジでカメラに装着します。
このプレート、アルカスイス互換といって、同じアルカスイス規格の他製品と互換性があります。
三脚のクイックシューとかにもカッチリ使えちゃうんですね。

こんな感じ。
α7IIの質感、サイズにぴったりで違和感がない。

このプレートにCaptureを滑らせて装着する感じ。

さっそくリュックの肩ベルトに装着してみたけど……

リュックの肩ベルトをCaptureで挟み込んでネジを締めて固定します。

カメラを装着するとこんな感じ。
片方だけに重量がかかるので若干違和感あったりするのかな?と思いきや、このまま90分通勤してもまったく疲れ知らず!
ロック機構もあるので、カメラが外れてしまうこともありません。

ただ……。
満員電車では気を使います。胸の高さに10cmくらいの突起があるわけで、混んでいるとオジサンの肩甲骨あたりにゴツゴツ当たってしまうわけです。
お姉さんだと肩あたりにゴツゴツ。
あと、カメラを取り出しにくいですね。この位置は。

やっぱりCaptureを装着するなら腰!

ProPadをベルトに通してカメラを装着するとこんな感じ。
身体の中で一番安定している位置なので、TAMRON 28-75mmを装着したα7IIも違和感なし。
取り出しやすい。
今まででもっともカメラの持ち歩きにストレスを感じない。これはすごい。

Peak Design Captureのメリット・デメリット

メリット

  • 首がまったく疲れない
  • 慣れは必要だが、ロック解除からの撮影がスピーディ
  • 夏のストラップの汗の不快感がなさそう
  • 見た目も首からカメラ下げるよりはカッコイイ
  • ミラーレスユーザーは必携

デメリット

  • ストラップが欲しいときに使えない
  • 身体の幅感覚を見失って、カメラをあちこちぶつける
  • 個人的な推奨レンズ重量は500gくらいまで(TAMRON28-75は少々でかい)
  • 使用していない時にProPadを外しやすい工夫があればベスト
  • Capture本体はそこそこ値が張る
  • 大型一眼レフには厳しい?かも?

といった感じで、メリット・デメリットはあるんですが。。。
全カメラユーザーにオススメしたいです。必携商品なんじゃないかと。
カメラを持ち歩くストレスが劇的に軽減されると思います。なにより首が楽。
写真は好きだし大事な趣味だけど、重いもんは重いし、邪魔なもんは邪魔なんです!

類似商品に注意

Amazonとか見てると、半額くらいで類似商品があるんですよ。
でも、あちこちのレビュー見てると、精度が悪いようで不意に外れてしまったりするようです。
数千円をケチって数十万のカメラ本体壊してしまうとか本末顛倒なので、信頼の置ける正規品の購入をオススメします。

アルカスイス互換品を三脚につけてみた

上の方にも書いたんですが、カメラ側につけたプレートはアルカスイス互換。
写真のようなプレートを購入して三脚に装着すると……

Captureから外したカメラをスイッと三脚に固定できちゃうんです。
俺、こういう互換性・拡張性の高い製品が大好きで。。。たまらないんですよね。

ミラーレス一眼ユーザーは買って損ないと思います。
僕はたぶんリュック肩用にもうひとつ買い足します。ストラップ脱着用のアンカーリンクスって商品の方も買うと思う。
なんならピークデザインのバッグにも興味があります。
すっかりメーカーのファンになってしまった。

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何個か欲しい。

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