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逃げ出したっていいじゃない

Alexey Ruban

insta360GOは”安いアクションカメラ”というよりも、”ちょっと高めのオモチャ”くらいの気持ちが良い意味でちょうどイイ

に公開して、2019/11/07に加筆修正したCameraの記事

こんにちは。シイノキ(@info_misatopic)です。

【Insta360 GO】わずか18.3gのハンズフリーアクションカメラで時間を切り取ってAIで編集できるだと……!

えーと、執筆時点で10月末なので、上の記事を書いてから約二ヶ月。
当初の予定では9月11日発売の予定だったinsta360GO。9月末開催の次女の運動会の親子競技とか撮れたら面白そうだな!と思って予約をしていたんですが。。。
発売日を過ぎても音沙汰もなく。9中旬を過ぎた頃に「発売日延期、入荷未定、お届けは10月以降予定」とのお知らせが届きました。
一部の購入者の元には届いているのに発売日が延期?と憤りは覚えたものの、Amazonで他店から9月28日着の出品を見つけて、現オーダーをキャンセルして改めてクリック。
すると、28日頃に「やっぱウソ、発売日未定だしお届けは11月以降だよ!」というメールが届きました。

量販店はダメだ!と公式ショップで購入しなおし。
それが10月の初旬だったかな。運動会も終わってしまい、テンションも下がってきたし購入自体やめようかなーと思っていたところ、出荷通知がやってきました。
んじゃまぁ、せっかくだし来たら遊んでみるかーと待っていたのでした。

insta360GOは”安いアクションカメラ”というよりも、”ちょっと高めのオモチャ”くらいの気持ちが良い意味でちょうどイイ

中国からFedExでやってきました。
何を伏せたらいいのかわからない謎の数値だらけの輸入箱。

中にはいろんな書類。これも謎すぎる。
奥さんが輸出入に詳しいので聞いてみようかと思ったものの、話が長くなりそうなのでスルー。

最近の中国製ガジェットの梱包クオリティは高いですね。
Appleの模倣といえばそれまでなのだけど。

分厚い説明書が入ってましたが、多言語マニュアルなので日本語部分は数ページ。

中身を並べてみるとこんな感じ。
マウント各種、本体、ステッカー。insta360GOは付属のオプションが豊富なのが特徴ですね。

こちら充電ケース&本体。
この透明のプラスチックドームを開けると本体が。

手にしてみるとちっさ!

ほんとに親指にすっぽり隠れてしまう。

充電ケースには磁力でバチン!と固定されます。
思っていたよりも磁力が強い。
本体裏側にある黒い丸い部分が撮影ボタンになってます。操作するのはこのボタンだけ。

撮影した動画データは、充電ケースについたライトニング端子とiPhoneを接続しておこないます。

背面に粘着面のある貼り付け系マウントがふたつ。

これを使うと窓に貼り付けたりできます。

で、これが一番特徴的なペンダント型のマグネットマウント。
この丸い板を服の中に入れると……

服にカメラが吸着するという仕組み。
薄い生地なら多少動いたくらいなら外れません。厚手のフリースとかだと不安。

専用アプリを入れたiPhoneと接続してアクティベート(有効化)。
まぁ、本体やアプリの使い方とかは公式とか説明書とかで。

insta360GOのざっくり説明

  • めっちゃ小さい
  • めっちゃブレない
  • 15秒/30秒/60秒制限の動画クリップが撮影できる
  • ハイパーラプス、タイムラプス、スローモーションもいける
  • 編集はアプリが自動でやってくれる

insta360GOのざっくりした説明はこんな感じ。
とにかく小さい!軽い!ぶれない!なので手軽に遊べます!っていう動画専用カメラですね。
この特徴を活かしてどんなことが出来るのかって例が下記の使用例。

実際に撮って遊んでみた

開封翌日の初使用日の一日を動画にしてみた。
全部ペンダントにくっつけて撮影したやつです。
使いたい動画を選択して、最後にボタン一発でここまでそれっぽい動画が完成。

弱いと噂の暗所撮影も、夜の渋谷スクランブル交差点くらいの明るさであればギリ許容範囲かな。
他にも撮ってみたけど子どもらの顔が写ってるので割愛。

ギターにinsta360GOをくっつけて、iOSアプリ「Clips」でアニメ調加工してみたやつ。
低音が鳴りすぎるとスピーカーが音割れするっぽい。

地元のイベントを撮り歩いてまとめてみました。
超強力な手ブレ補正があるおかげで、ブレを意識することはゼロといってもいい。
撮影をしてる感覚ナシで歩いてる。

ラーメン食べるだけっていうシュールな動画も面白い。
まぁでも、人に見せるものではないかな(笑

個人的感想

結論から言うと、かなり気に入りました。これはすごい。
撮影、編集という動画撮影のハードルを見事に簡略化してくれました。
適当にポチポチと撮影したクリップの数々を、
コレとコレとコレ!完成ボタンポチッ!
とするだけで上記のようなそれっぽい動画が出来上がってしまう…!是非音楽と合わせて見てほしい。
感動した点をまとめると

  • ペンダントにつけっぱなしでワンタップの気軽さ
  • 編集ハードルの低さ
  • 明るい時間帯の画質は期待以上
  • ハンズフリー撮影の楽さ
  • マグネットマウントのワクワク感(どこにつけよう!)
  • 撮られてる人のストレスが低い

逆に気になる点は

  • 充電ケースのキャップが激硬
  • 画質はそこそこ
  • ボタンのクリック感がない
  • 付属のマウントケースの使い勝手に差がある
  • スマホとの接続が手間(無線がいい)
  • アプリの完成度が低い(落ちる、毎回のテンプレ読込が重い)

等々、まだまだ至らないとこもありますが、アプリは当然として本体の出来も今後アップデートされていくものと思います。
個人的には価格帯が同じであれば、次世代insta360GOも買うと思います。
日常的に遊べるツールが増えた感じがすごい。

安いアクションカメラというより、ちょっと贅沢なオモチャ

画質にこだわりたい時はOsmo Pocketやスマホを選ぶと思います。
その日の雰囲気とか時系列をざっくり撮るなら、insta360GOに勝るツールはいまのところない

感覚としては、安いカメラを買ったというよりは、ちょっと贅沢なオモチャを手に入れた感覚
『カメラ』としての機能を求めるのであれば、GoProとかOsmo Action/Osmo Pocketなど別の選択肢がいいかなと思います。
画質もそれほど良いわけではないですし、クオリティを求めるカメラではないです。
特に暗所はひどい。明るい場所で、そこそこ。

時間は30秒or60秒設定にして、使える部分をトリミングするのがオススメ。
さすがに15秒は短かった。30秒撮って10秒使う!みたいな。

こんな人にオススメ

【Insta360 GO】わずか18.3gのハンズフリーアクションカメラで時間を切り取ってAIで編集できるだと……!

こちらの記事内でも書いた『こんな人にオススメ』。

  • 動画は撮るけどガチ編集はスキル・時間ともに難しい
  • 画質はスマホでの閲覧が出来れば問題ない
  • 長い動画は撮らない
  • 持ち歩く荷物は出来る限り少なく軽くしたい
  • GoPro欲しいけど値段と用途で悩んでた

この他に、もっとざっくりしたターゲットを書き加えると…

  • パパママ
  • ペットオーナー
  • 旅行好き
  • のりもの好き
  • ハンドメイド作家さん

この層の人は買って損ナシだと思います。
両手がフリー、手ブレナシ、編集の手間ナシ、持ち運び最強。
ワークショップ中の撮影、サイクリング中の撮影、散歩中の撮影、子どもと手を繋ぎながらの撮影。
これはね、捗りますよ。

子どもたちと遊んでる最中、旅行、参加したイベント、ふと思い立った時の日常記録にと使い倒したいと思います。

おまけ

Amazonで見つけたこちらの商品。
落とした時用に買ったんですが。。。

写真とは微妙に違うモノがとどきました。
あと、充電ケースに収納出来ません。撮影する時にだけ使うものと割り切れば使えるものの、あまりオススメ出来ないです。

関連リンク

iPhoneケースを使用している人は必須です。
持ち歩くものが増えてしまうという欠点はあるんですが、毎回ケースを外さなければならないという手間は省けます。

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シイノキただ一言だけ言わせてもらうと
もうちょっと販売スケジュールとか厳密に管理してほしいです。
モノはいいのに、なんかもったいない。

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