逃げ出したっていいじゃない
に公開して、2021/08/27に加筆修正したBikeの記事
こんにちは。
シイノキ(@info_misatopic)です。
前回、ようやくリアタイヤを外したところまで来たGYROさん。
鉄パイプで外すの危ないよ!とアワアワさせてしまった方もいたようで、なんだかごめんなさい。
骨折までいかなければ怪我もネタだなって思ってるところがあるので、怒られるとハッとします。もう42歳ですからね。治りが遅いので気をつけないと。
リアタイヤを外すことが出来たので、ようやく吸気周りのメンテナンスにとりかかれます。
エアクリーナーボックスを開けたらズタボロだったスポンジ。
実際に外してみたところ、触るだけでボロボロと落ちていく状態でした。
なぜだろう、すごく哀しい気分になりました。
形あるものは、いずれ朽ちていくのだなと。特別、劇的な変化があったわけでもないだろうに。
密閉された空間に在っただけで、ここまで劣化するんだなと。
だとすれば、外的&内的な負荷にさらされる人間の体や心なんてひとたまりもないじゃないかと。
なんの話だっけ。
はい。ヒトと違って交換が利くのがバイクの良いところ。
新品エアクリーナーは注文してあります。
んが、どうやらサイズが違う。
カッターで切りました。
問題ないですよねコレ。
オイルに浸してボックスに戻します。
これで機能が蘇る。俺の首と肩と腰も交換したい。
取り出しました、キャブレター。
初めて手にしました。オマエが噂に聞いていたキャブレターか。
コンプレッサーでホコリを飛ばし、ゴシゴシとキレイに掃除しました。
パカッと開けると……
意外とキレイなんていう展開もあるかもなって思ってたけど、そんなことなかった。
カラメルのようになった古いガソリンがビッチビチに固着していた。
このパーツ、相当繊細らしいけど大丈夫なんだろうかコレ。
とりあえずこれで掃除していきます。
ここまでキレイになった。
ただ、見た目はキレイだけど、通るべき穴が通ってなかったりすることもあるらしいので念入りにお掃除。
ドライヤーで温めて汚れを浮かせたり。
しかしコレ、
「こういうパーツがあれば効率よく混合気をエンジンに送れるぞ!」
って考えたやつのアタマ、完全にどうかしてるでしょ。
万が一、人類がコレを作る技術を失ったとしたら、再びコレにたどり着くこと出来るのか。
いやぁ、なんでもそうだけど、僕らの生活は得体の知れない超技術に支えられているんですね。
作ったヒト、維持するヒト、改善するヒト、直すヒト、みんなすごいです。
キャブを組み立てて、バイクに戻したところで作業終わり。
んー。あれだな。タンク買い換えるかな。錆の残ってるタンクを暫定的に使ってみようと思ってたけど、後々を考えると買い替えた方が良い気がしてきた。
次の工程は、ガソリンをエンジンに送り込んでみて点火テスト。プラグは買ってある。
ピストンに少しオイル流した方がいいのかな。
無事にエンジンがかかったら、次は固着してるフロントブレーキを直して…
なんだろう、なんだか現実的な感じがしないな。まずはエンジンかかるかどうかだな。
頑張ってみます。
総額いくらくらいかかるのかなー。
あんまり損得考え出すと手が止まるから考えない方が良さそうかな。
DIY
Column
Bike
Bike
Bike
Bike
Bike
Bike
Camera
Bike
Column
Bike