逃げ出したっていいじゃない
に公開して、2019/09/12に加筆修正した365PHOTOの記事
この記事のざっくり概要
晩夏。もうすぐ夏も終わるということで、地面の近くで見かけることが多くなった気がするセミ。
こんな小さい身体から、これだけの騒音を出していると思えば、たった一週間の寿命もうなずける。全力だ。
うろこ雲、いわし雲、巻積雲。
上空高い空に出来るらしいこの雲は、秋を代表する雲なんだとか。まだ形もボロボロだし、地表はアホみたいに暑いけど、季節は変わりつつ。
– TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III
– SONY α7II
カフェで夫婦ランチ。
うちの奥さんとランチに行くと、色々ハラハラする。落ち着かない。おっかない。
– TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III
– SONY α7II
下北沢にあるスープカレー屋さんで同僚とランチ。
前回よりもひとつ上のランクの辛さをチョイス。楽勝だと思ったら、じわじわ辛かった。
似た食べ物がないので代わりがきかない味。
– TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III
– SONY α7II
庭に蒔いた種から咲いた向日葵が全盛期を迎えた。
花も綺麗なのだけど、俺は中央部の幾何学模様が不思議で素敵でゾワゾワする。
– TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III
– SONY α7II
地元のキッズストライダーイベントのカメラマンをやってきた。
彼らのエネルギー出力は、常に0か100。炎天下の中、グルグルグルグル周り続ける。
おじさんは30くらいに抑えて過ごす。たまには見習おう。
– TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III
– SONY α7II
近所の公園をぶらぶら。
4ヶ月前にはピンクの花を咲かせていた桜並木が、緑の葉を黄色く染めて落とし始めた。
– TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III
– SONY α7II
大陸から仕入れて楽しみに待っていた撮影用のLEDライトが届いた。
開封した時に違和感があったのだけど、バッテリーが膨張して逝っていた。
代わりの品は、まだ届かない。もう届かないのかもしれない。
– TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III
– SONY α7II
庭のグラウンドカバーが猛勢を奮っている。
倒れていた木の棒を取り込んでいて、今にも見えなくなりそうだ。この勢い、いったいどうしたらいいんだろう。
– TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III
– SONY α7II
下を向いて歩いていたら、落ち葉の量が確実に増えている。
9月にもなったし、やっぱり夏は終わってしまっていた。秋だ。秋が来た。良いイエローだ。
– TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III
– SONY α7II
朝から、この日は特別な日になる予感がしていたのです。
嘘みたいに天気の良い日で、夜は月のすぐ近くに木星が輝いてた。
日が明けた2時頃、祖母が旅立った。
祖母になにもしてやれなかった罪悪感を打ち消すように、枕団子をコネた。
故人の魂は、このあと「地獄」「餓鬼」「畜生」「修羅」「人間」「天上」と6つの世界を旅するらしい。
それぞれの世界で腹を空かせぬよう、6つの団子を供えるんだそうだ。
生前に、自分の手料理を食べてもらうという発想がなかったな。
婆ちゃん、俺の団子食ったかな。ちょっと粉っぽくてごめんよ。30年ぶりに作ったよ、団子。
精霊祭の時期になると現れることから、ショウリョウバッタと名のついた日本最大のバッタが庭に出現。
この日の夜は関東地方に最悪のコースで台風がやってくるらしい。
彼も避難するんだろうか。
通夜の日に史上最強クラスの台風を呼んだ祖母。自分が雨男である理由がわかった気がする。
我が家のアビシニアンは18歳。人間で言うと88歳。
亡くなった祖母も88歳。
うちの愛猫さんも、ずいぶんと歳をとって、身体の上に乗せられた人形をどかす気力もないようだ。
娘たちよ、あんまりイジめないでやって。
もう少し、孫でいたかったと思う。
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