逃げ出したっていいじゃない
に公開して、2019/03/12に加筆修正したOutdoorの記事
こんにちは。
シイノキ(@info_misatopic)です。
キャンプを始めたのは2008年頃。
会社の同僚に誘われたのがきっかけで始めました。10名くらいで現地に集まって飯を食ってお酒を飲んで、それぞれソロテントで寝るスタイル。
だいたい月に一度くらいの頻度で集まっていて、もちろん冬もやってました。
上の写真のアメドS凍ってますね。笑えるくらいにすげー寒かったです。死ぬんだと思った。
なので、冬キャンプの経験はあったのだけれど……装備はチンケなもの。つらいのは自分だけだし、『最悪寒くても我慢すりゃいいべ』ってんで、あまり対策を考えていなかったんですよね。
しかし、家族で冬にキャンプをするとなると、そうもいきません。
子どもたちに寒い思いをさせるわけにはいかないですからね。
ながいこと、冬はキャンプお休み期間だったんですが、今回、ホットカーペットを導入して初のファミリー冬キャンをしてみました。
この記事のざっくり概要
つくばねオートキャンプ場は茨城県石岡市、筑波山の中腹標高300mに位置する大人気のキャンプ場。
シーズン中の週末はだいたい数ヶ月先までびっしり埋まってます。今回、奇跡的に予約がとれたのです。実に10年ぶり。
フリーサイトと電源付きの区画サイトがありますが、予約を取ったのは電源区画サイト。
今回購入したのは、お手頃なホットカーペットです。
家族四人が寝ても余裕があるように、3畳サイズの大きなのやつを購入しました。
長女と2人でコンコンとテントを組み上げていきます。
男児のいない我が家は、こういうのムリかなって思ってたので手伝ってもらえるのが嬉しい。
電源サイトで電化製品を使いたい時は防水能力のある延長コードを買っておきましょう。
入手するのを忘れていて、途中のホームセンターで購入しました。普通の延長コードだと、なにかあった時に怖いですからね。
こんな感じで、中に引き入れました。
我が家のコールマンビラデルマーリバイバル、大きい大きいと思っていましたが、マジで6畳近くありますね。3畳のサイズのホットカーペットでジャスト半分が埋まりました。
今回は、マット→ホットカーペット→しまむらのラグ→寝袋
という層で就寝することにします。
ホットカーペットの電源をつけて、しばらく放置しておいたら……カーペットがムクムクー!っと膨らんできました。
「なんだなんだ、もぐらか!地中からもぐらでも出てきたのか!!」
って思ったんですが
10年間使ってきた、インフレータブルマットが熱で膨張していたのです。
そうだよなぁ。考えてみたら、パンパンに膨らませたインフレータブルマットじゃ、内部の空気が温まると熱膨張しますよね。
偏差値ひくいなぁ俺は。
ホットカーペットと同時使用する時は、こういう折りたたみ式のマットを使いましょう。
食事を済ませ、さぁ寝ようと。
気温は大体0度くらいでしたでしょうか。マットが壊れてしまったので下は固いんですが、ものすごく暖かい。
子ども達も「天国だー!」とヌックヌク。
僕も10度対応の貧弱な寝袋だけで一晩を超せました。
でも、最低でも-5度対応程度の性能はあった方が安心な気がします。
子どもたちは
「全然寒くなかったよ!」
と言っていましたが、妻のみさ子さんは……
「寒くて死ぬかと思った。」
と。うーん。なぜだろう。寝相が悪いんじゃねぇかな。
大きな管理棟には優しいおじさん。
売店には消耗品をはじめ、フリスビーなんかの遊具も置いてました。
坂の下の区画サイトから管理棟を望む。
林間広場は段ボールスベリとかやったら楽しそう。
今回、長女に課したミッションはファイヤースターターでの火おこし。
いつなにがあるかわからないから、火のひとつくらい起こせないとね。火口にティッシュペーパーを使ってるあたりは許してください。
苦戦しながらも無事に着火することが出来ました。
「ママ!この焚き火、あたしが火つけたんだよ!!」
と自慢げに喜んでました。
マイミッションは蔦を使ったカゴ作り。
YouTubeで見た記憶を頼りに作ってみたのだけど、改めて見直したら作り方ぜんぜん違ってたわ。
またリベンジしたい。
まぁでも、適当に作った初作品にしてはマシな気がします。
朝はキンキンに空気が冷えていました。
霜柱がザクザク気持ち良い。
ウォータージャグの水も凍ってら。
キャンプ場でひとり早起きする朝が大好きです。
林間広場を歩いて着火剤を拾い集めた。
ひとりで焚き火をしてコーヒーを飲んだり。
家族が起きてくるまでの間の貴重な自由時間が楽しい。
レビューを書こうと思ってたら一年以上経ったデバイヤーの鉄フライパン。
これで作る焚き火飯がうまいのなんの。
ちょっと手入れ悪くて焦げ付いちゃってますね。
削ってやり直そう。
高い蓄熱性で焼き上げるお肉や野菜は、網や普通のフライパンよりも美味しい(気がする)。
オススメです。
我が家の装備は、寒さに対してとても貧弱です。
んですが、ホットカーペットだけで0度くらいの環境であれば十分に戦えるなと思いました。
冬キャンプの回数増やしても良いかも(電源付きサイトに限る)
ただし、ホットカーペットには8時間以上の連続使用で自動でOFFみたいな機能があって。
寒くなりはじめた18時くらいから電源をつけて就寝→深夜に電源OFFになって寒さで目が覚めるなんてこともあるので要注意です。
寝る前に一度電源を切ってから寝た方がいいですね。
あと、湯たんぽや
電気毛布みたいなのがあると、うちの奥さんみたいな寒がりさんには心強いかもしれないですね。
最近注目の低燃費燃料、豆炭アンカなんかも良いかも。
これはうちも購入してみようと思っています。買ったらブログ書こう。
来冬は薪ストーブの導入を考えてるので、またそちらも記事にしていこうかな。
ホットカーペット、我が家の冬キャン防御力をドーンと底上げしてくれました。
でも、やっぱり快適に過ごすには、適切な服装だったり、寝袋だったり、もうちょっと装備がないとダメかなーとも思いました。
とりあえず、ホットカーペットで就寝だけは出来るようになりました。
キャンプに来てテントに籠もりっきりってのは個人的に意味ないと思うので、寒い夜も外で快適に過ごす装備を前提に少しづつ揃えていこう。
2019-2020の冬は快適なファミリー冬キャンを目指します。
椅子やらなにやら、既にあるものを買い換えるよりも、持っていない道具を買うためにお金を使わなきゃなって思ってるのに、毎回なにかを買い替えています。ちょっと反省しよう。
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