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逃げ出したっていいじゃない

Alexey Ruban

【鼻中隔弯曲症&副鼻腔炎で入院&手術】手術前の検査(MRI、麻酔・手術の説明) #3

に公開して、2019/02/23に加筆修正したColumnの記事

こんにちは。
いよいよ入院が差し迫ってきました。シイノキ(@info_misatopic)です。

たいした手術でもないんですが、物心ついて以降、入院も初ですし手術も初。
ぶっちゃけ、結構ビビってはいます。ビビったところでやることは変わらないしなと思ってはいるものの、
『全身麻酔 事故』
『全身麻酔 リスク』

とか検索して、うわー見なきゃ良かった!とか色々やっちゃってます。
ほんとに目覚めるのかな…とか思うと、なによりもかわいい娘が2人いるだけに、ちょっとね。
奥さんは、まぁ、大人だし自立心の塊なんで問題ないと思うんですけど。
異常にだらしないので心配ではある。

というわけで、手術前の検査、第2回目に行ってまいりました。
これが終われば、あとは入院して手術するだけですね。

術前検査第2回目MRI検査を受けてきたよ

前回は9:00スタートだった検査。
今回は更に早い8:25分スタート。家を7時過ぎくらいに出なければ間に合わないペース。
参ったなきっついなと思ったら、若干遅刻してしまいました。
遅刻のせいで各検査が遅れに遅れ…。ほんとに申し訳ございません。社会って俺が思ってるよりも厳しく回っている。

おばたのお兄さん似のイケメンお兄さんが担当についたMRI。
受けるのは人生二度目。
CTスキャンは放射線で身体の内部を撮影するんですが、MRIは磁力と電波で撮影をします。
MRIは放射線被曝の心配がないのがメリットとされますが、撮影時間がちょっと長いです。今回は顔面周りだけだったので20分程。
あと、結構音がすごいのと狭いので、事前に狭いところが苦手じゃないかみたいなアンケートをとられました。
ちなみに、狭いところはむしろ大好きで、狭いところに入りすぎた挙げ句出られなくなって助けてもらったことが何度かあります。

撮影自体は、ちょっとウトウトってしてる内に終わってしまいました。

MRIの結果を見せてもらった

初めてではないのだけど、MRIで撮影した鼻腔の映像を見せてもらった。
頭蓋骨の中には鼻腔と呼ばれる空間があって、発声時の共鳴作用、吸気の加湿、加温等をしているんだそうです。
今回、その空間がポリープで埋まってしまっているので手術ということに。
絵の右側(顔面の左側)がそれで、色のついている部分はパンパンにポリープが詰まっていました。

これのせいで、気圧の変化による激しい頭痛や歯の痛み、目の奥の圧迫感や痛みなどが起こっていた模様。
一時的ななにかしらだと思っていたので、収まるまでただただ耐えたり、ロキソニン投入してごまかしながら生活していたんですが、理由がこいつとわかってからは憎たらしくて憎たらしくて。

でもって、もうひとつの症状が鼻中隔湾曲症(びちゅうかくわんきょく)。
鼻腔は鼻中隔(びちゅうかく)と呼ばれる壁で2つにわかれているんだそうですが、この鼻中隔が大きく曲がっていました。割と多い症状なんだそうだけど、今回のポリープを除去するのに使う内視鏡が通らないくらいに曲がってるんだそうな。
鼻が詰まりやすいなとは思っていたものの、そんなことになっているとは。
今回、ポリープ発生の原因にも考えられているとのことで、同時に手術して矯正をすることになった。

麻酔は全身麻酔

今回、麻酔は全身麻酔だそうです。
マスクを装着したら、数秒でスコーンと眠りに落ちるそうです。怖すぎる。
術後の喉の痛みや麻酔酔い、合併症やアレルギーのリスクなどの説明を受けましたが、麻酔ナシで手術に耐えられる強靭な精神力はありゃしないので、全部
「まぁしゃあないっすね」
で終了。だって、しょうがないじゃない。

手術の説明

鼻中隔を真っ直ぐにしたあと、内視鏡を入れて、ポリープを根こそぎ除去。
空っぽになった鼻腔には出血を処置するために、術後に溶けて消える綿を詰め込むんだそうです。
矯正した鼻中隔は放置しておくと、元の形に戻ろうとするらしく、詰めた綿はそれを抑える役目も担うんだとか。

術後は鼻うがいマシンなどを使って、溶けた綿の排出などをしていくそうです。
担当医の先生は、
「術後は痛いんじゃないかって言う人もいるけど、そんな痛くもないと思いますよ」
って言ってたけど、痛みって絶対値じゃないですからね。個人差ある。
まぁでも、数年間、副鼻腔炎が理由と思われる頭痛や圧迫感に悩まされてきたわけで、短期間の痛みは受け入れます。いまのところ、そう思ってる。

というわけで、いよいよ次は手術

はい。
そういうわけで、次はいよいよ手術です。
別に重い病気ってわけでもないのでソロで臨む気まんまんだったんですが、奥さんやオカンが来てくれるとか来てくれないとか。

奥さんが手術受ける側だったら、もちろん立ち会います。
別に何が出来るってわけでもないので、きっと時間つぶしのためにプラモデルかなにかを買って行くとは思うんですが、ひとりじゃ心細いだろうと思うので。
っていう話をしたら、
「え、手術受けるの心細いの?」
って質問をされたんですが、どうなんでしょう。個人的にはあんまり。
出たとこ勝負ですからね。
術後、思ったよりも痛くて痛くて泣き言いいたくなった時に誰もいないと寂しいかもしれない。

いま一番不安なのは、麻酔の影響で排尿が不自由になるケースがあって、そのために尿道に管を通すかもってやつ。
同僚がね、脅すんですよ。
「脅かすようで申し訳ないんすけど、抜く時すね。あれはいてぇっす。マジっすw 事実っすw」
って。草生やすなっつの。

副鼻腔炎・鼻中隔湾曲症の手術に至った経緯は下記リンクにまとまっているので、もしご興味あればご参考までに一読いただけると幸いです。 副鼻腔炎シリーズ|dropout! -いらんことから逃げ出して日々を楽しむブログ – DIYとアウトドア、日々の暮らしとその道具

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シイノキ入院中の飯がほぼ液体っぽかったので、ついでにちょっとダイエットしてこようと思います。
とりあえずは70kg台の大台から脱出したいですね。

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