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逃げ出したっていいじゃない

Alexey Ruban

「イモは好きじゃない」という次女が、一緒にサツマイモチップスを作ったら喜んで食べてくれた話

に公開して、2018/10/25に加筆修正したDIYの記事

こんにちは。 シイノキ(@info_misatopic)です。

料理を作るのは嫌いではないのだけど、異常に腰が重い。
一度やりだしたら変に(中途半端に)ハマってしまう性分だし、他にも色々やりたいことが溢れているからというのも理由のひとつ。

ある日、3歳の次女が保育園からサツマイモをもらってきた。
食べようか?と言うと、
「おいもは好きじゃないんだよね」
とノリ気じゃない。
「うーん。じゃぁ、お菓子にしたら食べてみる?」
と聞くと、
「パパが作ってくれるの?やったー!食べる!!」
と満面の笑顔。

こうなったら重い腰もあげざるをえない。
小さなサツマイモだけど、サツマイモチップスにしてみることにした。
ポテトチップスは作ったことあるんだ。何年か前に。

好き嫌いは料理に参加することで克服できる?3歳の次女と一緒に秋の味覚でサツマイモチップスを作ってみた

長女もそうなのだけれど、次女も好き嫌いが出てきた。
ところが、キャンプの時は嫌いなものもよく食べる。一緒に料理をすることで、
『せっかく作ったし試しに食べてみようかな』
と思うらしい。

今回のサツマイモは保育園で貰ってきたもの。
うちの奥さんはこういうものを記憶から削除しがちなので、このままだとシナシナになってしまうし、せっかく貰ってきたのだから食べさせたい。
というわけで、久々にクッキングチャレンジしてみた。

出来ること、出来そうなことから任せてみる

たいして包丁を使ったこともないので、最初はピーラーを使って薄く切っていたのだけど、安物ピーラーなので切れ味も悪いし厚い。包丁で薄く切った。
厚みは1〜2mm。不慣れなおっさんでも余裕で切れた。

次女と一緒に作ると言っても、刃物も火もまだまだ危ない。
でも、少しくらい危なくても、やれそうなこと、やりたさそうなことから任せてみる。本人の達成感と自信を大切に。
次女には切ったサツマイモを水にさらす係をやってもらった。デンプン質をまとったままだと、カラッと揚がらないらしい。
水にさらさないと、変色もしてしまうみたい。

10分ほどさらしたら、キッチンペーパーで水気をとる。
これも一緒に楽しめる工程だ。

あのサツマイモ一本でこれくらい。
市販ポテト2袋分くらいになるのかな。重さ測っておけばよかった。

揚げる

160度くらいの低温でじっくり揚げていく。
IHは温度設定とか出来るのがいい。本当にこの温度で安定するのかどうかは確認してない。

仕上げには、この石垣の塩。
カドが全くない、まろやかな甘さと旨味が特徴のお塩で、八重山に行くたびに買ってしまうのだ。
役割を果たしつつ、余計な主張がないので素材の旨味をしっかりと引き立ててくれる。

そして完成!
水にさらしたおかげで、サクサクパリパリに出来上がった。
ちょっと柔らかくても、それはそれで美味しそうだけど。

実食!サツマイモ嫌いの次女は食べてくれるのか?

つかんだ。

観察した。

口に入れた。

おどけた。

「おいしいー!パパと作ったお菓子おいしいー!」
おいしそうな顔には見えないけど、良かった。
本当にサツマイモ嫌いなのかどうかも怪しいところ(気分で好き嫌い変わりがち)ではあるのだけど、食べたくないって言っていたものを喜んで食べてもらえたのが嬉しい。
一緒に料理を楽しむことで克服できるのであれば、こういうのどんどんやっていきたいなー。

大人になった子ども達が、「むかし、家族で作ったなー」って思い出せるものを残したいなと、日々思うのです。
オカンが作ってくれたドーナツとか、祖父と一緒に採取した蓮の実(炒めて食べた)とか。人生折り返し地点の現在でも、味も映像も匂いも、くっきり残ってる。
ああいうのを、出来る限り残したい。

こういう厚みが調整出来るスライサーがあれば均一に出来そう。
買うか。てか、なんで我が家にはないんだ。

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シイノキ偉そうにやってみたものの、頻度で言うとワンシーズンに一回くらいのパパクッキング。
もうちょい増やしてみてもいいのだけれど、奥さんが喜ぶのが腹落ちしないというかなんというか。いや、奥さんが喜ぶのはいいことなのだけれど、「しめしめ…」みたいな顔をされると、そうはいかねぇぞ!ってなるじゃないですか。
ならない?なるよ!

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