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逃げ出したっていいじゃない

Alexey Ruban

バイク復活計画 #4 XL1200S編 素人によるレストアごっこの結末

に公開して、2021/07/13に加筆修正したDIYの記事

こんにちは。
シイノキ(@info_misatopic)です。

先日、外でバイクいじりをしていたら、あまりの暑さで頭痛と吐き気をもよおしました。
長女に自販機でスポーツドリンクを買ってきてもらい、ぬるめのシャワーを浴びて頭痛薬を投入、2時間の仮眠でようやく復活。
もともと軟弱な身体が、リモートワークで更なる弱りを見せています。
身体のパーツも新品に交換出来ればいいのに!

バイク復活計画 #3 XL1200S編 ブレーキキャリパー清掃とキャブ復習&プラグ点検 | dropout! -いらんことから逃げ出して日々を楽しむブログ

前回のおさらい。
前回は燃料負圧ホースを交換、キャリパーと二度目のキャブの掃除をしました。
ついでにタンクをおろしてプラグも磨きましたね。
今回は大きな問題をいくつか悩みながらの作業となりました。

バイク初イジりの素人によるレストアごっこの結末を迎えました

たっぷりと時間をとっての作業は週末に行っています。
が、平日も軽い作業をリモートワークの昼休みにやったりしてます。錆落としだったり、腐食落としだったり。
注文した工具を試してみたりだとかですね。
リモートワーク万々歳。ちゃんと昼休み1時間以内におさめている辺り、真面目です。
真面目アピールです。

ハンバーグ師匠を上回る呪い

今日は気分転換に、エアクリのフィルターでも取り替えるかな!と駐輪場へと向かうと、ただならぬ異臭。
足元を見ると、20cmほどのネズミの遺体が腐敗していました。
スポスタを引っ張り出した初日にハトの白骨死体、そしてこの日はネズミの腐乱死体。
死んでいるのにモニュモニュ動いていた。完全にバイオハザードに出てくるやつ。

参照:バイク復活計画 #0 10年ぶりに引っ張り出してみた 【XL1200S編】

呪われてんのか。
なぜこうも俺のバイクの傍らには死体がつきまとうのか。
縁起が悪すぎるので無事に復活したら神社に持っていく
ハンバーグ師匠のバイクを上回る呪い(disると干される)

エアクリフィルター制作

SUエアクリについているフィルターはこんな感じ。
10年以上放置していた割には、思っているほどの劣化はないのだけれど、刺激を与えると、さすがにポロポロ崩れる。

ので、注文したのがこちら。
厚さも長さも足りないので加工していきます。

ブサイク極まりない。
どうせ見えないし、異物が入らないようになってればいいんでしょ?というわけでコレでGO。
誰かに怒られたら謝る。

バッテリーを下ろして断線箇所を修理

始動実験の際には車からバッテリーをジャンプ!
って考えていたんですが、XL1200Sのバッテリーはそんな融通の利く形では積まれていないのを思い出したので外すことにします。
写真見ても、端子を止めてるネジにどうアクセスするかわからないでしょ?
頑張ってアクセスするんです。

30分格闘してバッテリーを外し、端子を磨いておきました。

以前使用していたoptimateIII(自動充電装置)をつなげてみるも、optimateもバッテリーも無反応。
こいつも10年屋外放置してたからな。さよなら。

そして以前見つけたスピードメーターの断線箇所。

ちょっと前に友人のご家族からタイムリーに譲っていただいたストリッパーが役に立った。

これで完成。

こいつは買っておいた新バッテリー。
純正は25000円くらいするのだけど、こいつは半額以下。

10mmのメガネレンチを気休め程度に絶縁。

無事に乗っけてみた。これまた苦労した。
見た目もなかなかいいんでねぇの。

10年超ぶりに通電!
メーターの断線も無事に修復出来たようだ。

プラグを全交換

実は前回のプラグ清掃時、左側のプラグ2本は外せたのだけど、右側の2本が外せなかった。
普通はスポスタはプラグ2本。XL1200Sはツインプラグっつって4本あるのよね。

どうやら左側は純正プラグの6R12(16mm)、右側はNGKのDPR7E-9(18mm)だったようで、プラグレンチが合っていなかったようだ。

径の違うプラグレンチが何本も揃う羽目になった。

プラグレンチだけど、ソケット型は外れてしまうことが多々あるのでT字型のやつが良いっぽいことを学んだ。
記事末にのっけておきます。

磨いて使う気でいたのだけど、これを機に全て16mmで揃えることにした。
NGKのDCPR7Eを×4本。1本500円くらい。

オイル交換

スポスタはエンジンオイルとミッションオイルの2種類のオイルがある。
今回は両方購入済。

まずはエンジンオイル交換にチャレンジするも、思ったようなオイルが排出されない。
下がりきっているからかな。

とりあえずオイルフィルターだけ交換。

出てきた量と同じくらいだけ継ぎ足し、少量のオイルをプラグホールからシリンダーに挿しておきました。
オイルの完全に切れた状態でクランキングするとダメージがデカいらしいので、潤渇用に入れるんだって。

通りすがりの野良ニャンコと目があった。

ガソリンを交換

古いガソリンを完全に抜ききる。
残り少なくなったらコックをリザーブにして空にします。

抜いたガソリンはガソリンスタンドに持ち込むと処理してくれます。
ただ、最近は断られるケースもあるので、事前に電話で確認しておきましょう。
空になった携行缶に2リットル程の新しいガソリンを入れてもらう。
こちらもちゃんとした携行缶であること、使用用途を書類に書き込んで手続きをしたうえで売ってもらえます。

これでエンジン始動実験の準備はとりあえず整ったぞ!

紛失した鍵を作成

マイマシンの一番の問題はコレ。鍵がないこと。
シリンダーごと外して汎用シリンダーを使うってのも考えたのだけど、ここでまた配送やら装着やら合う合わないやらを繰り返すのが億劫になってしまった俺は、検索で出てくるレスキューサービスに電話。

到着した担当者さんは
「うっわ、ハーレーですか。やったことないな。。。」
と技術と見積もりに不安げ。

5万を提示されたので
「暑い中おつかれさまでした」
とお帰り願った
ところ、
「…ごめんなさい、キャンセルでOKなので、作れるか作れないかだけ試してみてもいいですか?」
と言うので、どうぞどうぞと作業を見学(写真はない)

他社用バイクのベースキーを使って無事に作成に成功。
「やった!やってみるもんすね!」
と嬉しそうに写真を撮りながら
「あの…これ、僕が勝手に作ったやつなんで格安で良かったら」
というので破格の値段で買い取りました。
ラッキーなのか、まんまとノセられたのか。どっちでもいいや。

キーをひねると、ヘッドライト、各種ランプが点灯。
これはアガる……!!

ついにエンジン始動…なるか!

プラグを抜いた状態でクランキング。セルは動いた。
プラグホールから垂らしたオイルをシリンダーに馴染ませます。
シリンダーから押し出された空気がプラグホールからボンボンと出てくる。

ガソリンもOK、オイルは若干の不安、プラグもバッテリーも通電もOK。
あとはキャブレターがガソリンさえ供給してくれれば動くはず。
タンクを組み付けて、ついにエンジン始動実験!
と思ったらゲリラ豪雨でアホみたいな雨が降ってきたので、ちょいと休憩。

雨が止んだので、長女が見守る中、始動実験開始。
なかなかかからず、やっぱり素人のレストアごっこじゃ10年不動のバイクは直らんのか……
と絶望していたところ
「……あれ、2リットルしか入れてねぇんだからコックをリザーブにしないとガソリン落ちなくね?」
と気付き、コックをリザーブにしたら
ドルルルン!!
とエンジン始動。

立ち上る煙、オイルの香り。
震えるフロントタイヤとバッテリーボックス。
10年前はおとなしめだと思っていた、ブラスマフラーの爆音(めちゃくちゃうるせぇ)。
シートに座って、スロットルに手を置いたら、当時の思い出が崩れた壁の向こうから現れたかのような感覚に襲われて
「うおおおおお!」
なった。

「素人に直せるわけねぇだろw」
と嘲笑していたオヤジが現れて、「動いたんか!すげぇなオイ!」と驚いていた。

10年の放置でオイルパンに落ちきっていたオイルがオイルタンクに戻ってきた。
きったね。

なんでもやってみるもんだなと本当に思う

6月の頭に10年ぶりに引っ張り出して、週末を使ってレストアごっこを始めて約一ヶ月。
現役で乗ってた頃は工具なんてほとんど触らず、自分でやってたのはオイル交換くらいで。
特にキャブなんかは触ってても直してるのか壊してるのかもわからず不安だらけ。
保管状態も良かったとは言えず、どこがどこまでおかしくなってるかもわからない状況で、正直なところエンジンがかかる状態まで持っていける自信は20%くらいでした。
普段から触ってる人からすれば、お前の触ったとこなんて説明書の2ページ目くらいだぜ!ってとこなんでしょうけど。

どうにかなるもんですね。
やってみるってのは大事だなって改めて思いました。

この10年間、定期的に見てたんですよ。
車検切れちゃってるのに、思わず乗り出して走り回っちゃってる夢。
あとは、いったんプロに任せたいと思います。
フォークオイルだったり、オイルシールだったり、各種ガスケット等やらドライブベルト、ケーブル類の劣化も怪しいですよね。
命に関わるとこが多いと思うので、ちゃんとしたショップに判断を任せたいなと。

あと、ここからですよね。
・タンク
・リアフェンダー
・ヘッドライト
・ハンドル
・リアサスローダウン

色々やりたいカスタムあるんです。こいつを買った頃は無職で。
急いで決めた会社での年収は300万円。
カスタムにまわせるお金なんてなかったんです。必死で貯めた金で買ったK&Hのシートくらい。
家族を持ってしまった今でもお金に余裕なんかないんですけども。
コッソリナライケルキガシテルー

あとは昔かぶってたペラペラのヘルメットも買い直したいし、バイク用のジャケットやらグローブも揃えたい。
昔と違って、大怪我するわけにも死ぬわけにもいかんので。

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シイノキ不動車のエンジンがかけられた。
走り出すにはまだまだ越えないといけないハードルがいくつもあるけれど、とりあえず蘇った。
早く乗り出したい。10年前よりも、乗りたい気持ちが強い。

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