dropout!

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逃げ出したっていいじゃない

Alexey Ruban

絵心25点(100点満点)くらいのデザイナーがウッドバーニングで遊んでみた

に公開して、2021/05/26に加筆修正したDIYの記事

こんにちは。
シイノキ(@info_misatopic)です。

職業がデザイナーということで、イラストなどを頼まれることが稀にあります。
んが、イラストとデザインってまるで別のモノで、シイノキは絵がまったく描けません。
むかーし、社内イベントでイラストしりとりゲームをやったことがあり。イベントの様子がブログ記事になるはずが
「会社としてシイノキさんの絵をデザイナーの描いた絵として世に出すわけにはいかないです(笑」
とカットされました。
あれは正しい判断だった。

というわけで、普段から絵描きは避けていたんですが。
ある日訪れたカフェで、ウッドバーニングを見かけて「楽しそうだなー」なんて言ったところ、
「機械貸してあげるよ!」
という展開になり、機材をお借り出来ることに。

まぁ、遊びだしモノは試しだってことでチャレンジしてみました。

イラストの描けないデザイナーがウッドバーニングにチャレンジしてみた

そもそもウッドバーニングってなんぞってとこなんですけど。
温度調節の出来るハンダゴテみたいなので、木肌を焼いて絵を描くことをウッドバーニングと言うそうです。

お借りしてきたのは、こんなマシン。

ペン先は太めのボールペンくらいのサイズですかね。
アタッチメントでつけかえられるやつもあって、つけたペン先によって様々な表現が可能だそうだよ。
冒頭に書いた通り、絵心のない俺には無用の長物。

これは10段階の温度調節が出来るタイプ。
とは言え、調節するほどのスキルがないので、まずは試しに描いてみよう。

まずは画材を調達

DIYの端材とかでもいいんだけど、今回は庭に落ちてる枝を使ってみようと思う。

良い運動になる。
サイズと形を写真におさめておく。

Macで下絵を描く

撮影した写真を元に、原寸をIllustratorを使って写し取った。

現役で使用しているテントをモチーフにざっくり下絵を描いた。
どうせ下手くそなんだから、しっかり描かなくてもOK。

印刷したイラストを転写

プリンターで原寸イラストを印刷。

切り抜いて、ぴったりサイズ。

裏を寝かせた鉛筆で真っ黒に塗る。

マスキングテープで固定したら、ボールペンでイラストをなぞる。

するってぇと、真っ黒に塗った裏面が転写されます。
カーボン紙使えばいいんだけど、家にストックある人なんていない。
これは確か専門学校で習ったんだっけかな。

本番!ウッドバーニン!!

いよいよウッドバーニン!
まずは描き心地をテストしてみる。command+z(前の作業を取り消すショートカット)でやり直せない作業は緊張する。

テストを続行。
適当に描いたプロビデンスの目。学校から帰ってきた長女(小4)が
「うわ!かっこいい!ちょうだい?!」
と持っていった。パパはお前の感性が心配でならない。

写し取ったイラストを元に修正しながら書き加えなんかを行っていきます。
めっちゃ面白い。

出来た!
木の割れも良い感じになってる。
これにマルカンネジかなんか打ち込んで、麻ひも通してテントに飾ったらかわいいかもしれない。

ウッドバーニングおもしろい

これは確かに面白い。
温度調節で濃淡表現とか出来たら更に楽しそうだけど、デッサンの地力が必要そうだ。

今回みたいなIllustratorで描ける図形ベースのアイコン的な絵なら、それほどの絵心なくてもどうにか出来そう。
Illustratorで描いただけだと味気のない絵でも、ウッドバーニングで再現することで手書きの温かみも加えられるという。
これは素敵な方程式。

楽しそうだけど絵心ないからなーと思ったあなた。
Illustratorがなくてもスマホのお絵かきアプリとかペイントアプリでネットで拾ってきた画像ベースにすれば楽しく遊べますよこれ。
おうち時間を楽しむには素晴らしいツールかもしれない。
しかも数千円で揃っちゃう。

オススメの遊びですこれ。

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ほんとはレーザーがいいかもだけど。

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