逃げ出したっていいじゃない
に公開して、2020/04/08に加筆修正したTripの記事
この記事は2018年の旅行記事です。
2020年4月現在、新型コロナウイルスが流行しています。
竹富島には沢山のオジーオバーが暮らしています。島には十分な医療施設がありません。
行くなとは言えないので、旅行者の方は、マスクの着用を心がけてくださいね。
こんにちは。
シイノキ(@info_misatopic)です。
幼児連れでも大丈夫?宮良川のほとり、石垣島観光さんでカヌー体験をしてきたよ
春の石垣島卒園記念旅行2日目の午後。
午前中は石垣島南部を流れる宮良川でカヌーツアーを楽しみました。パパが2歳児の次女を乗せる為、ママとカヌーに乗ることになった長女の機嫌は相変わらずの斜めっぷり。
川岸で撮った写真も下を向いてつまらなさそうに。
楽しいカヌーで回復したハズの機嫌が再び悪くなったのは、午後に予定していた竹富島でのスケジュールについて家族間でモメたから。
この記事のざっくり概要
竹富島は、石垣島から船で15分程でいける八重山諸島のひとつ。
島には赤瓦の屋根の町並みが広がり、家々の間を真っ白なサンゴの道が伸びる、THE沖縄の原風景が魅力の島。まるでテーマパークのような雰囲気でもありますが、家屋には島の人が実際に暮らしています。
石垣島の離島ターミナルはこちら。
各島への船が出ています。大きな駐車場もあるので車で来ることも可能ですが、離れたホテルから来る場合はタクシーがオススメ。
近いのであれば徒歩ですね。
時間によっては結構混むんです。駐車待ちの車が渋滞しているくらい。
沖縄で渋滞に巻き込まれるなんて、絶対嫌じゃないですか。
チャンピオン発見。
テンションのあがらない長女。
15分の船旅ですが、船内はソファで快適。
窓から見える風景も最高です。
で、なにでモメたかっていうと。
沖縄に来たら水牛車で島唄を聞きながら島を回りたかったおばあちゃんと、
「なんではるばるやってきてウシ乗らにゃいかんの、好きなとこ行けないじゃん」
と水牛車にまるで興味のない6歳児の意見がぶつかったのです。
水牛車で回りたいおばあちゃんの気持ちはわからんでもない。
これはテレビや雑誌で見た、憧れのプランだと思うのです。情緒がある。
ただ、俺も主張をするなら長女派で、気になるものがあったらすぐに見に行きたいし、触りたいし食べたい。
牛でのんびり移動なんてアクビが出そう。
いや、良いものだとは思ってますが、もうこれは相性の問題。
よし、じゃあ別行動でパパとチャリデートしようぜ!(空気読まない)
ということで、長女と俺は島で自転車を借り、おばあちゃん&ママ&次女達は水牛車に乗ることにしました。
長女に前を走らせて、好きな方へ行かせることに。
ワクワク冒険心を刺激された長女はご機嫌完全回復。
でも、島内は外部の人が入れない聖域なんかもあるので、そこらへんには注意しましょう。
聖域があるってだけでヤバくないですか。
パパは四回くらい来ているので、どこが見たいとかは特にナシ。
今回のチャリデートは長女の自主性にまかせて行きたいところへ行かせることにしました。
外周道路は舗装されてて走りやすくなってます。
あちこちに案内地図があるので、これを見つけては止まり
「どこが気になる?」
とヒアリングして向かいました。
ここは事前に来たいと言っていた星砂の拾えるカイジ浜。
多くの人が一度は見たことがある星砂を見つけることが出来ます。
星砂の正体は有孔虫の殻。
死んでしまった有孔虫の殻が砂浜に堆積しているらしいです。
遠くのサンゴ礁で砕ける波の音を聞きながら、
「星あった?」
「あったー!2つも見つけた!」
とか、のんびりした時間を過ごす。
ゆっくり休憩しないと30代後半のオッサンには自転車がしんどい。
浜辺にはロープで作られたブランコとかもあって、日本屈指の最高ロケーション。
「いま、最高に楽しい!!」
と満足げな長女。旅は自由でなくちゃならない。
人が全然いないでしょ。この静かな感じが最高に好きなんです。八重山諸島。
2時間程チャリデートを楽しんだあとは、竹富島西部の超遠浅ビーチ、コンドイ浜で家族と集合。
ここはCMでも使われる超美麗ビーチ。この日も撮影してたけど、全然気にしなかった。
ビーチの周りには野良猫がたくさんいて、のんびりのんびり過ごしているのも魅力。
ただ、この辺の子らは野生を失っていないので、たまにトカゲとかをバリバリ食ってます。
大人の膝丈くらいの深さがズーーーーっと続いています。
まだ3月ですが、気温も暖かく、浅い海は太陽の熱で生ぬるいので既に海水浴も可能。
俺はこのビーチが大好きで。
真夏に来ても、そんなに人がいないんです。このビーチで海が好きになった。
みんなに知って欲しくて、弟も連れてきた。子どもたちも連れてこれて良かった。
この日は少し濁っていたくらいで。。。
水が澄んでいる時は、ほんとにプールみたいな透明度。
時折、魚の群れが足元をザザーっと泳いでいくのが見えたりします。
写真は若き日の妻みさ子(24)。
ドローン買って飛ばしたいなと思ったら、駄目なんですって。
そろそろ石垣島へ戻る最終の船の時間。
コンドイビーチで解散して、港で待ち合わせをすることに。
ところが、パパ&長女は集落で迷子に。
お疲れ長女の走行スピードとかを見誤った結果、自転車の返却時間も過ぎてしまった。
レンタル自転車屋さんは一体どこなんだ……!
どの家も同じに見えてしまう……!
焦燥するおばあちゃん達。
怒る義叔母さん。
電話をかけまくってくるママ。
対照的に、パパ&長女は楽観的でした。
ジャングルで迷ってるわけじゃないし、どうにかなるだろ。最悪、石垣島へ戻れなかったら竹富に泊まればいいじゃん。
『16:03分の電車を降り、徒歩で10分のバスに16:15分に乗って○○へ行く』
みたいな分刻みスケジュールを想定してメモを取り、それを頼りに行動する同行の義叔母さんは相当慌てていたらしく。
ほんとすいません。
ギリッギリで自転車を返すことが出来た僕らは、石垣島へと帰る従業員さん達のバスに同乗させてもらって港へと帰るのでした。
「へへへ、すんません、お邪魔しますねw」つって。
「パパがついていながら!!」
とコッテリ絞られました。間に合わず、長女と二人で竹富の民宿に泊まれたら楽しそうだなって思っててすいません。
夜は、石垣島のお友達のオジサンまーちゃんに誘われ、島民オススメの焼肉屋さんで焼き肉ディナー。
ガイドブックに乗ってるような観光客向けのお店ではないので、空いててアットホームで味の保証もバッチリ。
石垣牛は新興ブランド牛で、脂身が多すぎずお肉の味がシッカリしていて、甘みがあるのが特徴。
もう食べることは出来ないんですが、昔石垣島の居酒屋で食べたレバ刺しの甘みが忘れられない。
すっかり仲良くなった、娘たちとまーちゃん。
ひとりで来る時はこの後は島のキャバクラ→スナック→締めのラーメンが定番のコースなのだけど、今回はここでお別れ。
再会を誓って、握手をしました。
石垣島から行ける離島はどこも最高です。
小浜島サイクリングとかもしたことはあるのだけど。。。やっぱり竹富島のコンドイ浜が今でも一番好きです。
時折、夢に見ます。
誰もいないビーチで寝転がって海を眺めたり、こっそり来たていで石垣島のまーちゃんに会いに行ったり、細い路地で思わぬモノに出会ったり。
この人生で出会えて良かったもののひとつが、間違いなく石垣島での時間なのです。
三日目の明日は、おばあちゃん達向けの景勝地観光プラン、川平湾でグラスボート。
午後はアクティブ子どもたち向けのプラン、スノーケリングの予定です。
今回宿泊しているグランヴィリオ リゾート石垣島は石垣島でもトップクラスのリゾート感溢れる素敵なホテル。
たぶんもう泊まれない。
たまには他の離島にも行きたいのだけど、ターミナルから15分というアクセスの良さと、その絶景具合から石垣島と竹富島はセットみたいな感覚になってしまってるのが勿体ないような、贅沢なような。。。 でも、不満はなにひとつない。みんな、是非行って。
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