逃げ出したっていいじゃない
こんにちは。
シイノキ(@info_misatopic)です。
バタバタとしていたらクリスマスどころか年末年始を越えてしまいました。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。いかがお過ごしもクソも、読まれる頃には仕事も始まっているだろうし、どうもこうもなさそうですね。
次の大型連休はGWか……という日々がやってきちゃいました。
そんな日々を過ごしてたらあかん!
ということで、先日、日々に小さな刺激を求めて購入したとあるアイテムを記事にします。
この記事のざっくり概要
村の鍛冶屋さんとは、新潟県三条市にある1979年創業(僕と同い年です)の金物卸商、株式会社山谷産業の運営するネットショップ。
キャンプ好きには、鋳造ペグ「エリッゼステーク」等でお馴染みですね。
そんな村の鍛冶屋さんから発売されたライトステンレスダッチオーブンを購入しました。
特徴は
というところ。詳細は記事下部に書きます!
鋳鉄製のダッチオーブンは持っていたんですが、毎回発生するメンテナンスが面倒なのと、キャンプ場で夜作った汁物を入れたまま朝まで放置するとサビで大変なことになるという使い勝手の悪さから、使わなくなってしまっていたのです。
ちょうどキャンプの予定もあって、ビーフシチューを作りたかったので思い切って購入。
パッケージがかっこいい。Try! Stylish BBQ!
お値段は18000円。安くはないです。鋳鉄製なら数千円からありますからね(笑)
本体はステンレスとアルミの3層鋼です。
蓋はオールステンレス。結構重いです。
レンタルした薪ストーブの上で使いました。
外側は鏡面仕上げでキラッキラと美しい。
今回は贅沢に1kgの牛すじを使用。
アクを取りながらぐつぐつと煮込みます。
煮えたら牛すじをザルにあげて流水でアクを洗い落とし。
再びグツグツと2時間程煮込みました。
玉ねぎ、人参をぶっこんでコンソメとローリエを投入。
赤ワインをくわえて再度グッツグツ。
ココにデミグラスソース、ケチャップと塩で味を整えれば完成!
牛すじがプルンプルン震えているのを見て、これは絶対にうまいと確信。
ただまぁ、この時は嫁が作った。
お肉の味もしっかり残しつつ、ガッツリ煮込まれて柔らかくなった牛すじがヤバウマ。
ご一緒していたファミリーの旦那さんも
「実は牛すじ好きじゃないのにうまい!やべぇ!」
と喜んでくれていました。好きじゃないの先に言ってw
第二弾は弟家族と両親とのクリスマスパーティのために焼豚を作ることにしました。
用意したのは肩ロースブロック1kg、バラ500gの2種。初めてなので食べ比べです。
スーパーに行くと縛られたお肉が売ってます。
潰したにんにくと生姜、ネギを用意。
ダッチオーブンで炒めて、香りが出てきたところで豚ブロック投入。
焼き目をつけていきます。
この量になると、ちょっときつい。
ある程度焼き目がついたところで
醤油:10
酒:10
水:10
砂糖:2.5
くらいの割合で作った調味料をバシャー。煮立ったら蓋をして30分弱火で放置。
その間に娘とゆで卵の用意。
ゆで卵は説明だけして長女に丸投げ。初めてなので卵はボロボロだけど楽しそう。
30分経ったら肉をひっくり返して卵を投入。
これまた肉に水分と脂が閉じ込められた感があってプルップルしてる。。。絶対うまい。
もう30分煮込みます。計1時間ですね。
(この写真は後日リクエストで再度作った時のやつ)
30分経ったら照りを出すためにハチミツを適量。
豚ブロックをひっくり返し&煮汁をかけながら20分程煮詰めたら完成!!
切り分けて盛り付けました。
もう肉がホロッホロで脂がプルップルでジューシーで声出た。出来たてはもちろん、冷めても美味しい。
パーティ開始10分でなくなった。
僕は普段料理はしません。
基本はほぼ放置の料理だったので失敗のしようがないのかもしれないですが、大成功でした。
ダッチオーブンの効能なのか、お肉は牛すじも焼豚もジューシー&ジューシー。ちょっと叫んだくらいに旨かった。
味もしっかり染み込んでいて、まるで何日も漬け込んでいたかのよう。
焼豚はマジで好評で、お正月にも2kg作りました。4切れ300円で売ろうかと思った。
ダッチオーブンは蓄熱性に優れていて素材にじっくり火が通せるのが特徴。蓋が重く密閉性も高いので圧力鍋みたいな効果もあります。素材の水分が逃げないので無水調理も出来るという万能鍋。
冒頭にも書きましたが、すでに鋳鉄製のダッチオーブンは持ってました。
上の写真はキャンプで作ったドリアですね。蓋の上に炭を置いて上下から焼けるのでオーブンにもなるのです。
んが、鍋肌を見るとわかる通りサビに弱いんですね。
このまま放置すると、夜露と料理の水分で朝までには割と真っ赤にサビびてくれます。
使用後は洗剤厳禁、水のみで汚れを落としたら加熱して水分を飛ばし、油を塗って焼いて冷ましてから保管しないといけない。
モノグサの僕には荷が重かった。
そこで登場するのがステンレス製のダッチオーブン。
有名なのはSOTO製で、これまではSOTO一択みたいなとこがあったんですが、2019年に村の鍛冶屋さんからも発売開始。
ステンレスなら洗剤もOK、ほぼメンテナンスフリー.油臭くならないのでお米だって炊けます。
村の鍛冶屋のライトステンレスはステンレスの良いところは残しつつ、3層構造にすることで重さと熱伝導率の低さを見事にカバー。
重さも本体で2kgないので女性でも持ち運び出来ます。
蓋はオールステンで本体よりも重いので、ダッチオーブンの密閉性も担保。
現状、最も高機能&高品質なダッチオーブンと言っても過言ではないんじゃないか。
ピッカピカの鏡面仕上げが汚れてしまうのが気になりがちなのだけが欠点。
作り比べたわけではないので、ほんとにダッチオーブン効果なのかはわからんのですが。
肉はホロホロ、野菜は甘い、素材から出た旨味がまったく逃げないので、年に数回料理をする程度の僕が思いつきで作ったチャーシューもマジで美味しく出来上がりました。
切り分けたチャーシューをバーナーで炙ったりしても美味しそうだな……。
普段料理しない人にこそ使ってもらいたい。
「うわっ!うまい!!」
って言って喜んで食べてもらえる嬉しさは、他にはないものでした。同時に、毎日おいしい料理を出してくれる人々へのリスペクトが湧いてきました。
調子に乗るので、妻には言いませんが。
買って良かったです!
次はパン作りたいなぁ。
サイズは10インチ、8インチ、6インチと3サイズ。
家庭用のみで使うなら6インチくらいがちょうど良いかもですが、アウトドアを楽しむ人は大は小を兼ねますし、最初のひとつは10インチでも良い気がします。
村の鍛冶屋本店 – 燕三条製の高品質な鍛造ペグ、アウトドア用品、包丁を販売
料理は楽しいけど手間がかかる。
また時間置いたらモチベーションあがりそうな気がする。
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