逃げ出したっていいじゃない
に公開して、2019/08/28に加筆修正したItemの記事
こんにちは。
シイノキ(@info_misatopic)です。
みなさん、ネットショッピングする機会多いと思うんです。
我が家はAmazonをメインに、楽天その他、日用品から電化製品まで月に何度も使います。
毎回問題になるのが、荷物の受取。我が家は共働きなので留守がち。幸いなことに、敷地内のすぐ裏が実家(父が自営)なので留守の場合は受け取ってもらうことも多いんですが
『荷物来るなら来るって言っておけい!』
と、頻度が頻度なので、どっちも留守だったらどうするんだと煩わしく思わせてしまっている様子。
マンションみたいに、宅配BOXがあればなーと思っていたところ……
日本郵便さんが、置き配バッグ『OKIPPA』の体験モニターを募集しているのを発見(現在は終了)。
対象は10万人とのことで、これは当選するだろ!と瞬間応募しました。
無事に当選、7月中旬頃に『OKIPPA』が届きました。
この記事のざっくり概要
まずは宅配バッグ『OKIPPA』とはなんぞやってところを簡単に説明します。
宅配バッグ『OKIPPA』とは、「再配達をなくす新しいインフラ」をテーマに、Yper株式会社が手掛けるサービス。
玄関先に設置した置き配バッグ(簡易宅配ボックス)とスマホアプリを連携させ、再配達ゼロのストレスフリーな日常を届けてくれるという試みですね。
再配達のストレスというのは、ユーザー側よりも企業側の方が大きそうです。
宅配業界全体で、再配達にかかるコストは1日で2億円、排出される二酸化炭素の量は年間で4773万本(杉の木の光合成量)とも言われているんだとか。
2024年までに24万人のドライバー不足も予想されていて、過労働、過労働による事故やトラブルなども考えると、もはや社会問題と言ってもいいレベル。
『再配達』という概念がなくなれば、二酸化炭素の排出量は減るし、デイリー2億円のコストも浮いてドライバーさん達の待遇も改善、僕らユーザー側も楽しみにしていた荷物が確実に予定通り届くという良いことづくめ。
7月中旬頃に当選メールが届き、10日後くらいに実物が届きました。
パッケージをあけると、アプリでの管理が出来る旨とQRコードが記載されていました。
中身はこんな感じ。
配達員の方への使い方カードと、本体、南京錠が2つに結束バンド。
説明書には南京錠の暗証番号の設定の仕方が書かれています。
モザイクにしてあるのは……暗証番号が変更出来る=設定しても変え方知っていれば簡単に変えられるという理由から。
アナログ&物理鍵なのでやむを得ないポイントかな。
鍵はこんな感じのものが2つ。
これがバッグ本体で……
広げてファスナーに鍵をひっかけて使います。
バッグ自体の大きさは、広げるとこんな感じで、結構大きい。
撥水加工もされているようで、ある程度の防水性能もありそう。ただ、ファスナー部分からの浸水などはありそうなので屋根がある場所に設置するのがいいですね。
このバッグに、もうひとつのワイヤー付きの鍵をくっつけます。
玄関への設置は結束バンド。
設置完了はこんな感じ。
同封されているシール。
これを本体とインターホンに貼ることで、『OKIPPA』のユーザーであることを周知出来ます。
じゃん。
初めて見た中身の入った『OKIPPA』の姿!
ちょっとクリスマス感あって嬉しい。
ここからは実際に使ってみた感想をチョロっと。
Twitterでも散見されましたが、まだ周知が十分ではなく、使い方がわからない宅配員さんも大勢いるようで、そのまま帰ってしまったり、うちの場合は実家の方にまわってしまったり。
連携しているはずの郵便局員さんも使いこなせていなかったりするっぽい。
まぁ、この辺りは時間が解決してくれるでしょう。
簡単にリセット出来る暗証番号もそうなんですが、バッグの布がだいぶ薄いです。刃物で簡単に切り裂けます。
布地にワイヤーを仕込んだりすれば改善出来そうですが、コストがかかりますね。
ワイヤーも細く、ペンチがあればパツンと切れます。
結束バンドもハサミで切断可能。セキュリティは十分とは言えないので、高価な物を注文した場合は注文時に『対面での受渡し』を記載しておきましょう。
悪意には抗えない。
サービス自体が謳っている通り、OKIPPAはあくまでも簡易宅配ボックス。
このあたりは期待するところではありません。
月額100円で盗難保険に入ることも出来るので、こちらに入っておくのが良いですね。
補償上限は3万円なので注意です。
サービスコンセプトは最高に素晴らしいんですが、プロダクト自体のデザインが良いとは言えないです。
風呂敷感のあるバッグなので、こだわりの一軒家!みたいにおうちのデザインを凝った人なんかは抵抗あるかも。
ちなみに、僕はあんまり気になりません。享受できるメリットの方が大きい。
いくつかの課題はありますがネットショッピング全盛時代において、これがあるとないとじゃ安心感がまるで違います。
配達の品を受け取るということにおいて、気分次第でインターホンを無視する奥さんが家にいるよりも安心出来る。
「この日受け取れるかわからないなー」
って時、OKIPPAがあるというだけで購入ボタンをクリックする人差し指が軽くなる。
家計的に、それが良いのか悪いのかはわからないけれど。
まだ始まったばかりのサービスなので、サービスの成長に伴って、セキュリティ面の向上と選べるデザインの選択肢やアプリ、サービス全体の使い勝手が向上していくのは間違いないところ。
この10万人モニターキャンペーンのアンケート結果で、OKIPPAがどういう方向に舵を切るのかも楽しみです。
キャンペーンは終わってしまったんですが、公式サイトからの購入、アプリからの購入(5%OFF)、PinTでんき契約でプレゼント等々、いくつか購入する方法があります。
OKIPPAストア | 置き配バッグで受け取りをもっと便利に
マンションやアパート等のオーナー向けに10個以上の購入で10%OFFというのもありました。
行政等にも注目されていて、導入補助金が出ていたケースもあるそうなので、情報収集のためにTwitterなんかをフォローしておくと良いかもしれないです。
【アプリリリース情報】
v2.1.5をリリース致しました。今回は、ID連携で接続が頻繁に切れる事象(通販サイト様側でのセキュリティ仕様が原因です💦)に関して、再ログインを簡便に出来るように改修いたしました🙇♂️#OKIPPA pic.twitter.com/16WdHmR8Dy— OKIPPA(オキッパ) – 再配達ゼロのストレスフリーな日常を (@OKIPPALIFE) August 8, 2019
値は張りますが、かっこいいのも売ってるのでガチ宅配BOX買うのもいいかもしれないです。
再配達してもらうのって、えらい罪悪感ある。
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