dropout!

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逃げ出したっていいじゃない

Alexey Ruban

ハンドルを削ってつくるフォールディングナイフキット『It’s my knife』でオリジナルナイフを作った

に書いた、Itemの記事

こんにちは。
男たるもの、いつも心に一本のナイフを。シイノキ(@info_misatopic)です。

趣味でアウトドアをやっていると、サッと取り出せるナイフがあればなって思うことが多いんです。
近年ではブッシュクラフトといって、現地にある材料だけで火おこしをしたり、食器を作ってしまったりするというワイルドなスタイルもアウトドアフリークの注目を集めていて、もはや必需品といってもいいくらい。
火おこしの為の着火剤作りとか、トライポッドを枝で作っちゃったりとかね。
まぁ、趣味をこじらせた極致のひとつではあるんですが、憧れちゃいます。

というわけで、マイナイフを探していたんですが、なかなか気にいるものがなく。。。
そもそも、初心者なので、『どんなナイフが良いのか』『ダメなナイフとはなんなのか』の判断基準が経験として蓄積されていないんですよね。
そこで思い出したのがこちら。

古くから鍛冶屋の町として知られた兵庫県三木市の、創業1895年の老舗、神沢鉄工株式会社が『木と鉄の文化の継承』をコンセプトに立ち上げたブランド、FEDECA
このFEDECAから発売されている『ハンドルを削ってつくるフォールディングナイフキット It’s my knife』です。

存在自体は数年前から認識していたものの、なかなか購入する機会がなかったんですが、所用で訪れた渋谷の東急ハンズで発見。諸事情あって無心で出来る作業に没頭したくなっていた時期だったので迷わず購入してしまいました。

It’s my knife!
作業に溺れることで心も研ぎ澄まされていくようでした。

It’s my knifeは、今回購入したフォールディングナイフの他、クラフトナイフなんかもラインナップに。上の画像のやつは削って作るスプーンもセットになっていますね。
他にも、ハンドルの木材違いや、ハンドルの形から自分で削り出す上級者向けキットなどもあります。
今回フォールディングナイフを選んだのは、折りたたみナイフへの憧れのみが動機です。かっこいいですよね、折りたたみナイフって。

油紙のパッケージデザインが雰囲気があって、とてもオシャレ。

裏面には内容物の他、簡単な商品説明が記載されています。

内容物がこちら。
上から、ワッシャーやネジ・サンドペーパー、説明書、ナイフ本体、ハンドル木材です。
既にテンションがあがっている。

削るためのナイフはどうする?

ここで気づいたんですが、まだナイフとして成立していないのに、ハンドルを削るのになに使ったらいいの?っていうところ。
鋼パーツは柄が短いので使用出来ません。

説明書を見ると、こうやって片方のハンドルに仮止めをすることでナイフとして使用しろとのことでした。なるほど、賢い。
写真では不安定そうに見えますが、手にしてみると結構しっかり使えるんですよ。
会社での昼休みを使って、屋上でシャコシャコ削ってみると、これがすごく楽しい。無心で削ります。

なんだかんだで削る用のナイフは別にあったほうがいい

仮止めナイフでも十分削ることは出来るんですが、付け替えたり、鋼が邪魔だったりすることもやはりあります。
なんだかんだ、削るためのナイフは他に用意した方がいいよねということで、数年前にアウトドア仲間から頂いたOPINELのナイフを引っ張り出しました。

そもそも、このナイフじゃダメだったのかって?
そんなことはないんですけど、削りたかったんですよ。やっぱり。

握っては悩んで削り、また握ってみては削り。
日常生活で心にこびり付いた、イヤなことや考えなくちゃいけないこと。それらを一緒に削ぎ落としていくかのような清々しさ。これは一度やってみるべきだと思いますよ、俺は。
ナイフがスッと入ってクルクルっと木がカールしていく感触、サイコーです。

形が出来たら、個性出しカスタム
シイノキはバーニング!しました

ある程度形になってきました。
コツは最初に大きく削り取って、角を少しづつ削って整形していくこと。
本当はもっと思い切った削り方をしたかったんですが、性格が出ますね。ちっちゃくまとまっちまいました。

形が出来たら、サンドペーパーでハンドルを滑らかにしていきます。
このサンドペーパーの作業もまた楽しいですね。毛羽立っていた箇所とか、若干ザラついていて箇所も綺麗にしていきました。
この後はワックスを塗ったり、色を塗ったり、ニスやオイルで艶を出したり。作り手の個性の出しどころ。

悩んだ結果取り出しました、こちらの道具。
OD缶に装着することで、バーナーになるやつ。一個持ってると色々便利に使えますよ。

こいつを使って……ヘヘヘ

真っ黒焦げにしてやりました。
バーナーとの距離感を間違えると燃えるので気をつけましょう。付かず離れず長すぎず。
バーナーを置いて、ハンドルの方をササっと炙る感じがいいかもしれないですね。一瞬燃えたけど。

サンドペーパーで磨いてやると、焦げが落ち着きます。
正直、やりすぎたかと心配しました。ちょっとヘタクソだな。イメージとは少し違う。

両方焼きました。
サンドペーパーで磨いたあと、湿った布やティッシュで粉を拭き取ります。
どすぐろい。大丈夫かな。焼け跡から見つかったナイフみたいな。

完成!使い込んだ感が出ました

少し水分が飛んだら落ち着きました。
でも、あれだな。これプラス蜜蝋ワックスとか塗った方が質感出るかな?

でも、とても良い感じ。
焼いたことで、ちょっと使い込んだ感出ましたね。

ヘタクソですが、実際にフェザースティックを作ってみました。
こうやって木材を薄く削いであげることで着火しやすい棒が出来ます。何個か作っておくと火おこし楽なんですよ。
ほんとは、これの半分くらいの薄さで削げなきゃダメだけど。切れ味はなかなか鋭くて使いやすいです。刃が少し反って作られているんですが、慣れれば問題ないし、メインの目的である料理とかはすごく使いやすそう。

ナイフとしての性能も及第点だと思います。
フェザースティックみたいなのを作るには厚みが足りないのかな。そうか、こうやってナイフの特性や適性を判断していくのか!と実体験で知れた。超楽しい。
シイノキはレベルアップした。

手に持った写真も!と思って撮ったんですが、これヤバいですね。あかんやつですね。
イリーガル感がハンパない。

追記:オイルフィニッシュしました

家を建てた時にハウスメーカーから頂いた、テーブルのメンテナンス用のオイルがあるのを思い出したのでオイルフィニッシュを施すことにしました。

ハンドルのケツの方は塗ってないです。
色味に深みが出ましたね。オイルを塗ることで水分にも若干強くなったと思います。放って置いても、手の油分も染み込んでいきそうですけど。

もっと焦がしたくなってきた。今からやったらオイルで燃えそうですね。やめておきましょう。

キャッチコピーの『削るは楽しい』は本当だった

『削るは楽しい』というのがFEDECAさんのキャッチコピーになっているんですが、マジでした。
たまにはこういう反復作業の連続も、心が落ち着きます。完成するとね、もう一本やりたくなっちゃうんですよ。年に4本くらい作ってみてもいいですよね。日付とか刻印して壁にコレクションすると楽しそう。
面白そうだなって思った方、思った以上に楽しいことが間違いないのでオススメです。
是非、削りましょ。

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シイノキちょっと気になるのは、やっぱり銃刀法違反ですよね。
基本的には刃渡り5.5cm以上の刃物は所持禁止ということですが、アウトドアなどの趣味目的に於いては両刃でなければ銃刀法はクリアしているらしいです。
相手(おまわりさん)によっては軽犯罪法に触れるとしてアウト判定されてしまうらしいので、キャンプやBBQに行く時以外は持ち歩かないのがベターですね。

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